NEWS
お知らせ

内航海運研究会のパネルディスカッションに参加しました

2022年11月11日

弊社航海士の川端 雄人が日本航海学会 第147回講演会・研究会 内航海運研究会のパネルディスカッションにオンラインイベントツールを用いてパネリストとして参加しました。

テーマは”内航海運における働き方改革について”

2022年4月より本格的にスタートした船員の働き方改革。
パネルディスカッションにおいて、内航タンカーの実状や今後の課題など現場の目線で意見交換しました。

船員の働き方改革で現場はどう変わったのか ~川端航海士からの現場の声~

船内での労働負荷については、乗船する船によって運航スケジュール感に多少違いがあり、航海や荷役に忙しいのか、そうでもないのかはバラつきがあります。直行着桟(入港してそのまま荷役バースに着桟)や夜間荷役は減ったように感じます。また仮バースも以前と比べ取りやすくなっていると感じます。

どの船会社でも似たような状況かもしれませんが、40~50代の層が比較的少ない為、世代間に開きが出てコミュニケーションを取り難いと感じる人もあるかもしれません。

乗船期間について、会社によって在籍数が不足している役職があればその役職は乗船が長引くこともあり、これによってストレスを感じる人は多いのではないかと思います。


今回のパネルディスカッションにより船員の働き方改革に対しての現場の状況や取り組むべき課題を参加した皆様と共有することができとても有意義なものとなりました。
旭汽船としましても より魅力的な会社となるように現在進行形で働き方改革に取り組んでおります。

川端航海士の乗組員インタビューもよろしければご覧ください。


内航海運研究会のホームページはこちらよりご覧いただけます。

当日のパネルディスカッションの様子(YouTube動画)